由岐駅は、徳島県海部郡美波町西の地東地に位置する四国旅客鉄道(JR四国)牟岐線(阿波室戸シーサイドライン)の駅です。駅番号はM18で、標高は4メートルに位置しています。地元の観光の拠点として、多くの観光客に利用されています。
由岐駅は、特急「むろと」を含むすべての列車が停車する駅で、美波町の玄関口として知られています。駅舎内には、地域の特色を生かした様々な施設が併設されており、観光や地域の特産品に触れることができます。駅を利用することで、地元の魅力を存分に楽しむことができ、由岐地区の探索には欠かせないスポットです。
駅に併設された「ぽっぽマリン」は、地元の海辺の町の雰囲気を楽しめる施設です。ここでは、水槽展示ホールがあり、海の生き物たちを観賞することができます。また、観光案内コーナーや郷土資料展示室もあり、由岐地区の歴史や文化に触れることができます。
ぽっぽマリンの1階には、地元の特産品を販売するスペースがあります。ここでは、新鮮な伊勢エビやサザエなどの海産物が販売されており、地元の味覚を楽しむことができます。観光の思い出として、ぜひ特産品を手に取ってみてください。
由岐駅の開業は1939年(昭和14年)12月14日に遡ります。それ以来、多くの変遷を経て、現在に至ります。以下は駅の歴史的な重要な出来事です。
由岐駅は相対式ホーム2面2線を有する地上駅で、海部方面に向かって左側に駅舎があります。跨線橋がなく、駅舎反対側のホームは構内踏切で連絡されています。1996年に改築された駅舎は、JR四国初のコミュニティ施設「ぽっぽマリン」を併設した木造二階建ての建物です。
「ぽっぽマリン」の1階には、展示水槽や特産品売り場、観光案内所が設置されています。2階には郷土資料館やイベントスペースがあり、地元の歴史や文化に触れることができる展示が行われています。
以前は駅舎内に自動券売機が設置されていましたが、2019年4月以降に撤去され、現在は無人駅となっています。
由岐駅周辺には、観光客が楽しめる施設や自然の名所が点在しています。以下は、主な観光スポットです。
由岐駅には、バスやタクシーなどの交通手段が整備されており、観光地へのアクセスも容易です。
駅前にある由岐バス停からは、徳島バスの高速バス「室戸・生見・阿南大阪線」が発着しており、橘営業所、阿南駅、高速舞子、なんば高速バスターミナルなど、関西方面へのアクセスが可能です。
由岐駅周辺にはタクシーも常駐しており、地元の観光スポットや宿泊施設への移動が便利です。
由岐駅は、美波町の玄関口として観光客に親しまれています。併設された「ぽっぽマリン」をはじめ、地域の特色を生かした施設や特産品の販売、観光案内など、由岐地区の魅力を存分に楽しむことができます。ぜひ由岐駅を起点に、地域の自然や文化に触れてみてください。