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麦だんご

(むぎ 団子)

脇町に伝わる端午の節句の菓子。大麦の風味ともっちり食感が特徴

「うだつの町並み」の通称で親しまれてい重要伝統的建造物群保存地区である「脇町」。この静かで趣のある風情の脇町に昔から伝わる郷土菓子が“麦だんご”。麦刈りの時期と重なる旧暦の5月5日に、収穫した麦を粉にして作っただんごを山から採ってきた葉で包み、ちまきや柏餅とともに子供の成長を祝ったという。端午の節句の定番菓子は今も尚地元に根付き、大麦の素朴な味わいを一年中楽しむことができる。昭和22年(1947年)創業、地元で親しまれている和洋菓子を製造する老舗「川田光栄堂」は、もち米は佐賀の肥沃米(ひよくまい)を使用、北海道産の小豆で作った自家製餡と素材にこだわった和菓子を作っている。「麦だんご」は、餡なしと餡入りがあり、サンキライの葉で包まれている。噛むほどに香ばしく甘みのある生地は、どこか懐かしい味。

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(むぎ 団子)
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