眉山ドライブウェイ：徳島市街と自然を繋ぐルート
眉山ドライブウェイは、徳島市加茂名町から徳島市眉山町へと続くドライブコースで、全長約3キロメートルの一般道です。ドライブウェイという名称が示す通り、標識にも「ドライブウェイ」と表記されており、通行は無料となっています。
ドライブウェイの特徴と周辺の見どころ
この道は眉山から北西に向かって下るルートであり、徳島市街の美しい風景を楽しみながらドライブをすることができます。国道192号線を蔵本運動公園付近で抜けた後、眉山方面へ進むと住宅地を通過します。この住宅地を抜けたところから眉山ドライブウェイが始まり、終点には桜の名所として知られる西部公園が広がっています。春には満開の桜が辺りを彩り、花見の名所としても人気があります。
運転時の注意点
ドライブウェイの幅は1.5車線と狭いため、対向車や歩行者には十分注意が必要です。また、マイクロバスを除く大型車両は通行が禁止されている点にも留意してください。道中には湧き水が流れている場所があり、自然を感じながらのドライブを楽しむことができますが、場所によってはガードレールが無い狭い道もあるため、慎重な運転が求められます。また、猪などの野生動物に遭遇することもあるので、自然との共存を感じながらのドライブが楽しめます。
眉山パークウェイ：自然と歴史に囲まれたドライブコース
眉山パークウェイは、徳島市城南町から眉山町までを結ぶ一般道路で、全長約2,850メートルのドライブコースです。かつては有料道路でしたが、1999年6月1日以降、通行が無料となり、現在では誰でも気軽に利用できる道となっています。
パークウェイの魅力と周辺の観光スポット
このルートの終点には眉山公園が広がっており、約100台が駐車可能な無料駐車場も完備されています。公園内からは、徳島市街を一望できるほか、天気の良い日には淡路島や紀伊半島まで見渡せる絶景が広がります。特に夜景は宝石のように輝く徳島市街の光が広がり、ロマンチックな雰囲気を味わうことができます。
また、眉山パークウェイは春には桜、秋には紅葉が楽しめるため、季節ごとに異なる表情を見せる自然の美しさを満喫することができます。訪れる時期によっては、登山を楽しむ人々とも出会うことがあり、ドライブだけでなく、ハイキングやピクニックを兼ねた観光を楽しむことができるでしょう。
運転時の注意点
眉山パークウェイは全線オレンジラインが引かれており、急カーブや急勾配が多い道です。特に、入口からしばらくの間は最大で15％の急勾配が続きますので、車の運転には十分な注意が必要です。また、入口付近は住宅街となっており、歩行者や自転車にも注意を払う必要があります。登山者もこのルートを利用することがあるため、スピードを控えめにして慎重に運転することが求められます。
眉山公園：山頂からの絶景を楽しむ
眉山は、その名の通り眉の形をした美しい山で、「眉のごと雲居に見ゆる阿波の山」と万葉集にも詠まれたほど、古くから人々に親しまれてきました。標高290メートルの山頂には広がるのは眉山公園であり、徳島市のシンボル的存在となっています。
山頂の観光スポット
公園内には慰霊塔パゴダや展望休憩施設があり、歴史と自然が融合した空間でゆっくりと過ごすことができます。山頂からの眺望は素晴らしく、晴れた日には遠くの淡路島や紀伊半島まで見渡すことができるほか、眼下には広がる徳島市街の景色も圧巻です。また、春には桜、秋には紅葉が見頃を迎え、四季折々の美しい風景が観光客を魅了します。
眉山の夜景
特におすすめしたいのが、山頂からの夜景です。昼間の眺めとは一変し、暗闇の中に浮かび上がる徳島市街の光はまるで宝石箱をひっくり返したかのような美しさです。遠くには和歌山の灯りが細い帯状に輝き、幻想的な雰囲気を醸し出します。カップルや家族連れにも人気のスポットで、ロマンチックな時間を過ごすことができるでしょう。
まとめ
眉山ドライブウェイとパークウェイは、徳島市を代表する観光ルートとして、自然の美しさや歴史を感じながら楽しめる絶好のドライブコースです。山頂の眉山公園からは、四季折々の風景や素晴らしい夜景を楽しむことができ、地元の人々だけでなく観光客にも愛されています。道中には急勾配やカーブ、歩行者などへの注意が必要ですが、ドライブ好きにはたまらない絶景ルートです。ぜひ訪れて、徳島の美しい自然と風景を堪能してください。