1937年に、当時小松島市にあったハレルヤ製菓が製造を始めた饅頭で、日本で初めて皮にチョコレートを用いた和菓子。ほろ苦いチョコレートを練りこんだ皮に、あっさりした白餡を包んでいるのが特徴である。金長まんじゅうの「金長」は、地元に伝わる民話の阿波狸合戦の狸の名前からとられている。事業を受け継いだ株式会社ハレルヤが製造。またハレルヤでは金長まんじゅうの他にも、和三盆糖、ミルクを使った生地で黄身餡を包み焼き上げた「金長ゴールド」、金長まんじゅうに濃厚なチョコクリームを入れ、贅沢な味わいに仕上げた「プレミアム金長まんじゅう」という饅頭も製造している。