心から農業を愛する人々の手で契約栽培により作られた最良の酒造好適米 「阿波山田錦」。阿波の里の山麓にある日当たりのよい土質などの基準を満たす水田でのみ栽培を認められ、酒の雑味となる米のたんぱく質を少なく抑えるため肥料をやり過ぎないことが条件となってくるため、収穫量は一般的な米作りの6~7割。さらに、最終的な品質を10段階に分けて格付けをするなど、徹底的なルールを敷いたこだわりの酒造りにもっとも適した酒米だ。
この酒造好適米「阿波山田錦」を100%使用し、異なる原酒をブレンドした吟醸酒「瓢太閤 吟醸 阿波山田錦」。大吟醸(精米歩合35%)に吟醸(精米歩合55%)を最適なバランスでブレンドすることで、まろやかな風味、なめらかに流れるようなのど越し、ほんのり柔らかく華やかな香りと三拍子揃った逸品。
「純米吟醸 阿波天水」も阿波山田錦を100%使用し、精米歩合55%まで磨き上げた、阿波山田錦と吉野川の伏流水が生んだ表情豊かな純米吟醸酒。米の旨味を存分に活かし、酸味・甘味・苦味を絶妙なバランスで仕上げた。爽やかな吟醸香の向こうに情熱を秘めた珠玉の地酒は、冷やからぬる燗まで、飲用温度によって違った個性を楽しめる。
造っているのは、四国唯一の酒類総合メーカー・日新酒類。そのルーツは江戸時代末期の酒造蔵で発祥しており、日本酒・焼酎をはじめ、クラフトジン・ウイスキー、リキュール、果実酒、本みりんなどを製造している。