公園の概要
この公園は、広大な敷地と豊富な植栽で知られており、面積は約281.31ヘクタールに及びます。園内には約200種類、合計113,000本の樹木が植えられており、訪れる人々に豊かな自然体験を提供しています。園内の施設やアクティビティも充実しており、家族連れや自然愛好家に人気のスポットです。
公園は、年中無休で営業しており、営業時間は9:00~17:00(11月~3月は16:00まで)となっています。アクセスも良好で、徳島自動車道の藍住ICから車で約24kmの距離にあります。
主な施設
公園内には多くの施設が整備されており、訪れる人々に様々な体験を提供しています。以下に、公園内の主要な施設を紹介します。
森林学習館
森林学習館では、森林や林業に関する展示が行われており、来訪者が自然について学べる教育の場となっています。特に、子どもたちや自然愛好家に人気です。
レストハウス
レストハウスでは、食事を楽しむことができ、長時間の滞在にも快適な休憩場所を提供しています。美しい景色を眺めながら、地元の食材を使用した料理を楽しめるのが魅力です。
ポテレット広場(四国八十八景)
ポテレット広場は、四国八十八景にも選ばれた公園の象徴的な場所です。この広場からは、四季折々の景観を楽しむことができ、訪れる人々に癒しを与えます。
その他の施設
公園内には、以下のような多彩な施設もあります:
- 水遊び広場
- ふれあい広場
- 森の運動場
- 木馬の広場
- 記念塔
- 生垣迷路
- 展望広場
- 炊飯所
- ターザンの森(アスレチック)
- みはらしが原
イベントとアクティビティ
徳島県立神山森林公園では、年間を通じてさまざまなイベントが開催され、地元住民や観光客に親しまれています。特に、自然をテーマにしたイベントや、森林保全に関するワークショップなどが人気です。1989年の全国植樹祭や2004年の全国育樹祭のように、大規模なイベントも公園の歴史の一部として記憶されています。
野鳥観察
公園内には野鳥観察小屋が設置されており、自然の中で野鳥を観察することができます。多くの種類の野鳥が訪れ、バードウォッチングを楽しむには最適な場所です。
公園の歴史
徳島県立神山森林公園は、1989年5月21日に開催された全国植樹祭の会場としても知られています。この際、天皇が出席し、シンボルとなるスギやヤマモモの御手植えが行われました。この植樹祭は公園の発展に大きく寄与し、地域の象徴的なイベントとなりました。
また、2004年10月には全国育樹祭が開催され、皇太子が天皇によって植えられたスギの手入れを行い、森林保全の重要性を再確認する場となりました。これらの出来事は、徳島県立神山森林公園が自然保護活動においても重要な役割を果たしていることを示しています。
命名権の変更
2012年3月20日より、公園は昌栄が命名権を取得し、正式名称が「徳島県立神山森林公園 イルローザの森」に変更されました。これは、地域の自然環境保全や観光資源の発展に貢献するための取り組みの一環です。
アクセス情報
徳島県立神山森林公園へのアクセスは、車での利用が一般的です。徳島自動車道の藍住ICから県道1号線、21号線を経由し、神山方面へ約24kmの距離に位置しています。また、近隣の観光地と併せて訪れることもできるため、旅行者にも便利な立地です。
まとめ
徳島県立神山森林公園 イルローザの森は、自然と触れ合いながらリラックスできる場所として、四季を通じて多くの人々に親しまれています。広大な敷地と多彩な施設、歴史あるイベントによって、訪れる人々に豊かな体験を提供し続けています。これからも自然の魅力を体感できる場所として、多くの人々に愛され続けることでしょう。