徳島県藍住町に位置する正法寺川公園は、地域の人々に親しまれる公園であり、特に「UFO公園」の愛称でも知られています。その理由は、公園内に設置されたUFO形の遊具です。公園は、家族連れや観光客にとって憩いの場となっており、遊具以外にも様々な施設や自然を楽しむことができます。
正法寺川公園は、藍住町に流れる正法寺川沿いに広がり、藍住町総合文化ホールや他の公共施設が集まる中心地に位置しています。平成8年度には「手づくり郷土賞」を受賞し、地域の発展に貢献している公園です。
園内に架かるみどり橋は、西日本で最も長い歩行者専用の木造アーチ橋として知られており、公園の象徴的な存在となっています。この橋は、正法寺川の両岸を結び、来園者が公園の広大な景色を楽しむことができる場所でもあります。
また、正法寺川公園は藍住町バラ園と隣接しており、バラが美しく咲き誇る時期には多くの観光客が訪れます。バラ園には270種類ものバラが植えられており、色とりどりの花々が公園を華やかに彩ります。5月と10月には「バラまつり」が開催され、多くのイベントが行われるため、バラ好きにはたまらないスポットです。
正法寺川公園には、家族連れや子供たちが楽しめる様々な施設が整備されています。
公園の中心には、特徴的なUFO形の遊具が設置されており、子供たちに大人気です。この遊具は、公園の愛称「UFO公園」の由来となっています。また、広々とした芝生エリアではピクニックやスポーツを楽しむことができ、リラックスした時間を過ごせます。
園内には清潔なトイレが2ヶ所設置されており、訪れる人々が快適に過ごせるよう配慮されています。
正法寺川公園へのアクセスは非常に便利です。最寄り駅はJR鳴門線の「勝瑞駅」で、駅から車で約10分の距離にあります。また、車を利用する場合は徳島自動車道「藍住インターチェンジ」から約2.7kmで、公園に簡単にアクセスすることができます。さらに、徳島市内からは徳島県道・香川県道1号線を利用して車で約20分と、アクセスの良さが観光客に人気です。
正法寺川は、徳島県板野郡藍住町と徳島市応神町を流れる吉野川水系の一級河川で、正法寺川公園の名前の由来にもなっています。この川は藍住町の正法寺からその名が付けられ、周辺地域に多くの自然と歴史をもたらしています。
正法寺川は、藍住町の旧吉野川から始まり、徳島市応神町西部を流れて吉野川に合流します。川の上流には、準用河川である本村川と直道川があり、それらの支流が正法寺川へと繋がっています。また、正法寺川沿いには数々の橋が架かり、その中でも公園内にある「みどり橋」は特に有名です。
正法寺川には、鷹の橋、仁徳橋、千鳥橋、元村橋など、多くの橋が存在しており、これらの橋が地域の交通や観光に貢献しています。
地域の環境保全にも力を入れており、毎月1回「正法寺川を考える会」が川の清掃活動を行っています。この活動は、地元住民やボランティアによって支えられており、清潔で美しい川を保つための取り組みとして評価されています。
正法寺川は、その環境保全への取り組みから多くの賞を受賞しています。例えば、2002年には環境省水環境部長表彰を受け、さらに2008年には環境大臣賞を受賞するなど、環境保全活動の模範となっています。
藍住町バラ園は、正法寺川公園に隣接する美しいバラ園です。広大な敷地内には、約270品種ものバラが咲き誇り、訪れる人々を魅了します。色彩豊かなバラは、赤系、ピンク系、複色系など多彩で、見ごたえがあります。
バラの見頃である5月と10月には「バラまつり」が開催され、多くの観光客が訪れます。まつりではバラに関する展示や、バラの苗木や藍住町の特産品の販売が行われるほか、バラの育て方に関するワークショップも開催されます。入園料は無料で、家族連れやバラ愛好家にとって絶好のイベントです。
藍住町バラ園へのアクセスも良好で、徳島自動車道「藍住インターチェンジ」から車でわずか2.7kmの場所に位置しています。また、JR高徳線「勝瑞駅」からも車で約10分の距離にあり、公共交通機関を利用しても便利です。
正法寺川公園とその周辺には、自然や歴史、文化が融合した魅力的なスポットが数多く存在します。地域の環境保全活動にも力を入れ、多くの人々に愛されるこの公園は、観光客にとっても訪れる価値のある場所です。隣接する藍住町バラ園と共に、美しい風景を楽しみながら、ゆったりとした時間を過ごすことができます。