徳島県には蓮華寺、東福寺、大島などの観光スポット、阿波おどり、いけだ阿波おどり、祇園祭などの観光イベント、徳島ラーメン、眉山、たらいうどんなどのご当地グルメがあります。
徳島県は四国の東に位置する県で、かつては阿波国と呼ばれていた土地です。徳島県には那賀川や吉野川、紀伊水道などの自然が多く、鳴門の渦潮や祖谷渓といった観光スポットがあります。そして徳島県といえば阿波おどりが有名です。
阿波おどりは徳島県で生まれた盆踊りで、徳島県では8月になると各地でイベントが開催されます。中でも徳島市の阿波おどりは最も大きく、有名なイベントで、四国三大祭りに数えられています。
阿波おどりは三味線、太鼓、鉦鼓、篠笛といった2拍子の伴奏にあわせて踊り手が「えらいやっちゃ、えらいやっちゃ、ヨイヨイヨイヨイ、踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら踊らなソンソン・・・」と歌いながら踊るものですが、この歌は実際にはあまり使用されず「ヤットサーヤットサー」という掛け声の方が多く使われます。
阿波踊りを踊るイベントは、東京高円寺阿波おどりなど徳島県以外でも各地で開催されています。
徳島県の自然を楽しむ観光スポットといえば鳴門海峡でしょう。鳴門海峡は、兵庫県の淡路島と四国の大毛島と島田島の間にある海峡で、日本百景にも選ばれています。
鳴門海峡の幅は約1.4kmで、その最狭部の下流側に渦潮が現れます。渦潮は大きいものだと15mにもなり、自然の雄大さを感じさせてくれます。渦潮は淡路島側と鳴門側から出ており観潮船が出ていることから間近で見ることができるほか、大鳴門橋にも「渦の道」という遊歩道があります。遊歩道は渦潮を真上から見ることができる絶景のポイントです。
そのほか徳島県には四国八十八箇所の霊場のうち、第1番札所である霊山寺から第23番札所の薬王寺、そして第66番札所の雲辺寺があり、日本三大怪猫伝になっているお松大権現などの寺社があるため、寺社に興味がある人は寺社巡りをしてみてはどうでしょう。
豊かな自然が残る徳島県では特に吉野川の北岸付近で野菜の生産が盛んで、様々な野菜が生産され、それは京阪神に運ばれています。鳴門市で生産されている鳴門金時は芳醇な甘さをもつさつまいもで全国的に有名です。
大塚国際美術館は、世界中の名画を陶板画で再現したユニークな美術館です。その常設展示は1074点に及び、日本国内最大の展示スペースを誇ります。展示されている作品は、世界25カ国から集められた190余りの名画が、原寸大で陶板に再現されたものです。中でも、ピカソの「ゲルニカ」やシスティーナ礼拝堂の壁画は、圧倒的な迫力で訪れる人々を魅了します。 陶板画は、約2000年以上もの長期間にわたり退色や劣化を免れるとされており、文化財の保存にも大きく貢献しています。さらに、美術館内には訪問者がくつろげるレストランも併設されています。 美術館の歴史と建設の経緯 大塚国際美術館は、徳島県鳴門市の鳴門公園内に...»
渦の道は、大鳴門橋橋桁空間に設置された遊歩道。450メートル先の展望室までの海上散歩を楽しむ事ができる。 先端の展望室は太平洋側、瀬戸内海側ともに見渡せるガラス張り構造となっている。 床下にも眺望ガラス床がはめ込まれ、鳴門の渦潮を約45メートルの高さからガラス越しにのぞく事ができる。大鳴門橋遊歩道 渦の道とは 大鳴門橋遊歩道 渦の道(おおなるとばしゆうほどう うずのみち)は、徳島県鳴門市に位置する観光施設で、鳴門海峡にかかる大鳴門橋の下部に設けられた遊歩道です。この遊歩道は、鳴門海峡の渦潮を間近で観察できるスポットとして、多くの観光客に人気があります。渦の道は、自然の力で形成された渦...»
霊山寺は、徳島県鳴門市に位置する高野山真言宗の寺院で、四国八十八箇所霊場の第一番札所として知られています。山号は竺和山、院号は一乗院(いちじょういん)といい、本尊は釈迦如来です。この寺院は、とくしま88景にも選定されており、2015年には「四国遍路 - 回遊型巡礼路と独自の巡礼文化」として日本遺産に選ばれました。...»
鳴門公園は、徳島県鳴門市に位置し、瀬戸内海国立公園の一部を形成する美しい自然公園です。この公園は、大鳴門橋や鳴門海峡の眺望を楽しめることで広く知られ、訪れる観光客に四季折々の風景や名勝を提供しています。公園は鳴門町土佐泊浦にあり、鳴門山の北東端、大毛島に位置しています。 鳴門海峡の壮大な渦潮を間近で見ることができ、特に観潮船や展望台からの眺めは圧巻です。さらに、大塚国際美術館や展望台などの観光スポットが点在しており、歴史や文化、自然を楽しむことができます。 ...»
とくしま動物園は、徳島県徳島市に位置する四国最大級の動物園で、徳島市総合動植物公園の一部として1998年4月に開園しました。総合動植物公園は、動物園・植物園・遊園地が一体化した総合公園で、自然豊かな環境の中で、家族連れや動物好きの方が1日中楽しめる施設となっています。ここでは、約90種類、約400匹の動物が飼育されており、動物たちを通じて自然や動物の生態を学べる教育の場としても人気です。 ...»
金泉寺は、徳島県板野郡板野町に位置する高野山真言宗の寺院で、四国八十八箇所霊場の第三番札所です。寺の山号は亀光山釈迦院で、本尊は釈迦如来、脇侍には薬師如来と阿弥陀如来が安置されています。また、阿波西国三十三観音霊場第23番札所、阿波北嶺薬師霊場9番札所としても知られています。 ...»
灌頂ヶ滝は、徳島県上勝町に位置する自然美を誇る滝です。この滝は、関ヶ谷川にあり、その落差は約80メートルと、壮大な規模を持っています。「とくしま水紀行50選」にも選定されており、訪れる観光客に素晴らしい景観と神秘的な雰囲気を提供します。 ...»
阿波国分寺は、徳島県徳島市国府町矢野に位置する曹洞宗の寺院です。薬王山(やくおうさん)、金色院(こんじきいん)とも称され、本尊は薬師如来となっています。また、四国八十八箇所第十五番札所としても知られ、巡礼者や観光客が訪れる場所です。 ...»
あすたむらんど徳島は、徳島県板野郡板野町に位置する、子ども向けの科学教育をテーマとした科学館および公園です。正式名称は「徳島県立あすたむらんど」であり、2001年7月1日にオープンしました。この施設は、科学技術と自然環境の調和をテーマにしており、子どもたちが楽しみながら学べる多彩な体験が提供されています。 ...»
慈眼寺は、徳島県勝浦郡上勝町に位置する高野山真言宗の寺院です。山号は「月頂山」、院号は「宝珠院」、本尊は十一面観世音菩薩をお祀りしています。四国八十八箇所霊場第二十番札所奥の院であり、また、四国別格二十霊場の三番札所にも指定されています。この寺院は「穴禅定の寺」としても知られ、その独特な歴史と修行の場として訪れる人々に深い印象を与えています。...»
眉山は、徳島県徳島市にある標高約290mの山で、徳島市のシンボルとして親しまれています。名前の由来は、どの方向から見ても眉のように見えることからきており、徳島市内の多くの学校の校歌にも登場します。また、2007年には眉山を舞台にした映画『眉山-びざん-』が公開されました。徳島の自然や歴史を感じさせるこの山は、「とくしま88景」にも選ばれています。...»
徳島県名西郡神山町に位置し、四国八十八箇所霊場の第十二番札所である焼山寺は、高野山真言宗の寺院です。摩盧山(まろざん)、正寿院(しょうじゅいん)の号を持ち、本尊は虚空蔵菩薩です。 ...»
眉山公園は、徳島県徳島市に位置する風致公園で、眉山の美しい自然と共に多くの観光スポットが点在する都市公園です。1958年(昭和33年)3月31日に開園し、サクラや夜景の名所として広く知られており、徳島市を代表する観光地の一つとなっています。...»
鶴林寺は、徳島県勝浦郡勝浦町にある高野山真言宗の寺院で、四国八十八箇所霊場の第二十番札所として知られています。山号は霊鷲山、院号は宝珠院(ほうじゅいん)といい、寺の本尊は地蔵菩薩です。地域の人々や遍路からは親しみを込めて「お鶴さん」と呼ばれています。歴史ある鶴林寺は、巡礼者や観光客にとって、精神的な癒しの場としても人気を集めています。 ...»
ひょうたん島一周遊覧船は、徳島県徳島市の中心部にあるひょうたん島を一周する観光遊覧船です。この船は「ひょうたん島クルーズ」や「ひょうたん島巡り」とも呼ばれています。...»
雨乞の滝は、徳島県名西郡神山町に位置する壮大な滝で、その美しい景観と歴史的な背景から多くの人々を魅了しています。この滝は、「日本の滝百選」や「四国のみずべ八十八カ所」、「とくしま88景」、「とくしま水紀行50選」にも選ばれており、徳島県を代表する観光名所の一つです。 ...»
徳島県立神山森林公園 イルローザの森は、徳島県名西郡神山町の西竜王山に広がる公園です。公園は、自然豊かな環境の中で四季折々の美しさを体感できる場として知られ、四国八十八景の5番に選定されており、その中でも特に「四季を体感できるポテレット広場の眺め」が評価されています。 ...»
旧徳島城表御殿庭園は、徳島県徳島市の徳島中央公園内に位置する、日本の伝統的な美しさを体現した庭園です。この庭園は、江戸時代初期に造られた「千秋閣庭園」とも呼ばれ、枯山水と池泉回遊式の庭園を併せ持つ、桃山様式の壮麗な造りが特徴です。...»
眉山ロープウェイは、徳島県徳島市のシンボルである眉山へのアクセスを提供する徳島市営のロープウェイです。このロープウェイは徳島市の観光名所の一つとして、観光客に絶景を楽しませるとともに、四国八十八景4番に選ばれた「眉山ロープウェイから望む水都徳島の風景」を体験できる場所でもあります。...»
エスカヒル鳴門は、徳島県鳴門市鳴門町土佐泊浦に位置し、鳴門公園内にある展望施設です。日本一の高低差を誇るエスカレーターが設置されており、鳴門海峡や大鳴門橋の絶景を楽しむことができます。 ...»
極楽寺は、徳島県鳴門市に位置し、高野山真言宗に属する寺院です。正式には日照山 無量寿院(むりょうじゅいん)と号し、その本尊は阿弥陀如来です。四国八十八箇所霊場の第二番札所として、多くの巡礼者が訪れるこの寺院は、阿波西国三十三観音霊場(東部)の第21番札所、阿波北嶺薬師霊場の第11番札所でもあります。また、日本遺産にも第15番として登録されており、その歴史的・文化的価値は非常に高いとされています。 ...»
徳島城は、徳島県徳島市徳島町にかつて存在した日本の城です。その城跡は現在、国指定の史跡および名勝(表御殿庭園)として指定されており、徳島城の歴史と美しい庭園を楽しむことができます。徳島市の中心部に位置し、アクセスも便利で、観光スポットとして訪れる価値のある場所です。...»
穴禅定は、徳島県勝浦郡上勝町に位置する慈眼寺の境内にある鍾乳洞です。この鍾乳洞は、弘法大師(空海)が発見したと伝えられており、全長約100メートルの洞窟内をロウソクの明かりに頼りながら進むという神秘的な体験を提供しています。洞窟内には、阿弥陀三尊や不動明王、普賢菩薩に見える鍾乳石があり、さらに進むと広い空間が広がっています。...»
童学寺は、徳島県石井町に位置する真言宗善通寺派の別格本山です。山号は「東明山(とうめいざん)」、院号は「大谷院(おおたにいん)」と称し、本尊には薬師如来を祀っています。四国別格二十霊場の第2番札所として、また四国三十六不動尊霊場の第11番札所としても知られています。特に、空海(弘法大師)が学問を修めた場所として学業成就の寺として名高く、多くの参拝者が訪れます。 ...»
星谷寺は、徳島県勝浦郡勝浦町星谷にある高野山真言宗の寺院で、本尊は十一面観音です。四国八十八箇所第19番札所である立江寺の奥の院として知られており、多くの巡礼者が訪れる場所です。また、阿波秩父観音霊場の第7番札所にも指定されています。美しい自然に囲まれたこの寺院は、東山渓県立自然公園内にあり、「星の岩屋」という別名でも親しまれています。 ...»
常楽寺は、徳島県徳島市国府町延命に位置する高野山真言宗の寺院です。その山号は「盛寿山」、院号は「延命院」(えんめいいん)であり、本尊として弥勒菩薩を祀っています。四国八十八箇所霊場の第十四番札所として多くの参拝者を集めています。また、弥勒菩薩を本尊とする寺院は四国八十八箇所霊場ではこの常楽寺だけです。 ...»
立江寺は、徳島県小松島市立江町にある高野山真言宗の寺院で、四国八十八箇所霊場第十九番札所として知られています。橋池山、摩尼院(まにいん)の山号・院号を持ち、本尊は延命地蔵菩薩です。「四国の総関所」や「阿波の関所」として、多くの巡礼者に親しまれており、歴史と文化に彩られた重要な霊場です。...»
徳島県立博物館は、徳島県徳島市八万町向寺山に位置する文化の森総合公園内にある博物館です。この博物館は「四館棟」として知られ、主に自然史と人文系資料を展示しています。施設の識別カラーは水色で、徳島やその周辺地域に関連するさまざまな展示が行われています。 ...»
観音寺は、徳島県徳島市国府町観音寺に位置し、高野山真言宗に属する歴史的な寺院です。山号は光耀山、院号は千手院、四国八十八箇所巡礼の第十六番札所であり、阿波西国三十三観音霊場(東部)の第32番札所でもあります。本尊として千手観世音菩薩が祀られており、訪れる巡礼者や観光客に信仰を集めています。 ...»
徳島中央公園は、徳島県徳島市に位置する、城山とその周辺に広がる公園で、徳島城跡を活用して作られました。公園は1906年に開設され、徳島市の中心に位置し、徳島駅の北側に広がっています。かつては「徳島公園」と呼ばれていましたが、1977年に現在の名称に改められました。 ...»
徳島県立近代美術館は、徳島市の「文化の森総合公園」内に位置する美術館です。この美術館は1990年に開館し、「20世紀の人間像」「徳島ゆかりの美術」「現代版画」をテーマにした作品を収蔵しています。美術館の施設識別カラーは「紫色」で、周囲の自然と調和した美しいロケーションが特徴です。...»
徳島市総合動植物公園は、徳島県徳島市方上町・渋野町に位置する四国最大規模の動植物園です。総面積58.9ヘクタール、総事業費94.7億円をかけて、2006年10月に完成しました。この公園は動物園、植物園、そして遊園地の3つのエリアで構成されており、観光や学びの場として、多くの来園者に親しまれています。また、「とくしま88景」にも選ばれており、地域のシンボル的な存在です。 ...»
徳島県立21世紀館は、徳島市にある文化の森総合公園内に位置する複合文化施設で、徳島県民や観光客に文化的な活動と学びの場を提供しています。この施設は、文化の森の中心的存在として、他の館と連携し、さまざまなイベントや文化事業を行う重要な役割を果たしています。...»
徳島市立 徳島城博物館は、徳島県徳島市徳島町城内の城山に位置し、徳島中央公園内にあります。この博物館は、徳島城の表御殿跡地に建設されており、主に徳島藩や蜂須賀家に関する歴史や美術資料を収集・展示しています。徳島市の「とくしま88景」にも選定されており、隣接する国指定名勝の旧徳島城表御殿庭園とともに、文化的な価値の高い施設となっています。...»
阿波おどり会館は、徳島県徳島市にある阿波おどりに関連する展示や実演を行う文化施設です。毎年8月のお盆期間に4日間開催される日本の著名な伝統芸能「阿波おどり」を年間を通じて楽しむことができるコンセプトで運営されています。 阿波おどり会館は、阿波おどりの象徴である高張り提灯をモチーフにしたユニークな逆台形の外観が特徴で、1999年(平成11年)7月に開館しました。この施設は、地元の人々だけでなく、観光客にとっても徳島市の文化を体感できる重要な場所です。 ...»
阿波国分寺庭園は、徳島県徳島市に位置する歴史的な庭園であり、国指定名勝にも選ばれています。この庭園は、枯山水を主題とした日本庭園で、特に「阿波の青石」(緑色の結晶片岩)を使用した力強い石組が特徴です。庭園の大部分は、戦国時代にあたる16世紀後半、安土桃山時代に三好氏によって築かれたと考えられており、江戸時代後期に大規模な改修が施されました。中でも、高さ4.3メートルを超える立石は全国最大級であり、庭園全体が豪快な造形美を持つことで知られています。...»
恩山寺は、徳島県小松島市田野町に位置する高野山真言宗の寺院です。本尊は薬師如来であり、四国八十八箇所霊場の第十八番札所として知られています。また、母養山(ぼようざん)宝樹院(ほうじゅいん)という山号・院号を持ち、母への恩を象徴する寺として多くの巡礼者が訪れています。...»
とくしま植物園は、徳島県徳島市にある総合動植物公園の一部で、四季折々の美しい草花や樹木を楽しめる施設です。ここは、都市緑化の推進を目的としたエリアで、緑化植物園や自然体験エリアなどがあり、市民や観光客が自然と触れ合いながら、植物について学ぶことができる場となっています。...»
徳島県立 阿波十郎兵衛屋敷は、徳島市川内町に位置する歴史的施設で、人形浄瑠璃「傾城阿波鳴門」で知られる板東十郎兵衛の屋敷跡です。この屋敷は、とくしま88景にも選ばれ、阿波歴史文化道に指定されています。 ...»
高丸山は、徳島県勝浦郡上勝町と同県那賀郡那賀町の境界に位置する、標高1,438.8mの山です。高丸山は中部山渓県立自然公園に属しており、四国百名山に指定されています。また、山の東斜面は徳島県立「高丸山千年の森」として整備され、豊かな自然環境を保全しています。 ...»
とくしまファミリーランドは、徳島県徳島市渋野町に位置する徳島市総合動植物公園内の遊園地で、家族向けのアトラクションが揃った楽しい場所となっています。園内は無料で入場できるため、気軽に訪れることができる点が魅力です。また、隣接する動物園と合わせて楽しむことができ、特に子供連れの家族に人気のスポットです。...»
小松島ステーションパークは、徳島県小松島市小松島町の小松島駅跡地に位置する公園です。この公園は、小松島線という日本で一番短い国鉄路線の駅跡地に作られ、地域の歴史や文化を後世に伝える場所として知られています。 概要 小松島ステーションパークは、かつて小松島線が走っていた駅跡地を活用して作られた公園です。この公園は、小松島市都市整備課によって管理されており、地元住民や観光客にとって大切な憩いの場となっています。平成6年度には「手づくり郷土賞(ふるさとの文化を育む街角の広場)」を受賞し、その文化的価値が評価されています。 狸ひろば 公園内には、「狸ひろば」と呼ばれるエリアがあり、大小さまざま...»
樫原の棚田は、徳島県上勝町の大字生実にある棚田群で、標高500〜700mの剣山地の急斜面に形成されています。この地域には、下樫原・中樫原・上樫原という三つの集落があり、「樫原の棚田及び農村景観」という名称で文化財保護法に基づく重要文化的景観に選定されています。この美しい棚田は、伝統的な日本の農村景観を今に伝えています。 ...»
鷲の門は、徳島県徳島市の徳島中央公園にある、かつて徳島城の一部だった城門です。現在の門は復元されたもので、元の門は1945年の徳島大空襲で焼失しました。この門は、時代を超えて徳島市のシンボル的存在となっており、地元の人々や観光客に親しまれています。...»
ケンチョピアは、徳島県徳島市の中心部、万代町に位置する新町川一帯の愛称で、徳島県庁前に広がるヨットハーバーの風景が特徴的です。四国のみずべ八十八カ所やとくしま市民遺産に選ばれたこの地域は、都市と水辺が調和する場所として、多くの市民や観光客に親しまれています。 ...»
徳島県立鳥居龍蔵記念博物館は、徳島県徳島市郊外の八万町に位置し、徳島県文化の森総合公園内にある県立の博物館です。ここでは、日本の人類学・考古学・民族学の先駆者である鳥居龍蔵博士の業績と生涯を紹介し、彼の収集品や調査成果を展示しています。この博物館は、徳島県が誇る学問的な遺産を知る絶好のスポットです。 ...»
でこまわしは、徳島県三好市の祖谷(いや)地方に伝わる郷土料理で、じゃがいもや豆腐、こんにゃく、そば団子などを串に刺し、囲炉裏の火でくるくると回しながら焼き上げる串焼き料理です。その素朴な風味と、囲炉裏の炎にあたりながら焼く光景は、どこか懐かしく温かみのある雰囲気を漂わせます。 ...»
祖谷そばは、徳島県三好市の山深い地域である祖谷地方に伝わる、素朴ながらも風味豊かな郷土料理です。祖谷地方は、「日本三大秘境」のひとつとして知られ、源平合戦で敗れた平家の落人たちが逃れ住んだとされる伝承も残る場所です。この地域は、米作りには適さない急斜面と昼夜の寒暖差が特徴で、代わりにそばの栽培に非常に適している環境を持っています。 ...»
河原の石がホットプレートに変わる、三好市祖谷地域の伝統料理 「あめごのひらら焼き」は、徳島県三好市祖谷地域に伝わる郷土料理で、「ひらら」と呼ばれる平たい石を熱し、その上で新鮮な川魚や野菜を焼くという、自然の素材を活かした調理法が特徴です。石を鉄板のように使うこの料理は、まさに野外で楽しむ「天然のホットプレート料理」と言えるでしょう。 ...»
徳島ラーメンは、豚骨醤油スープに、甘辛く煮付けた豚バラ肉、さらに生卵をのせるというユニークなスタイルが特徴の、徳島県を代表するご当地ラーメンです。しっかりとした味わいは白ごはんとの相性も抜群で、「ラーメンとごはん」という組み合わせがスタンダードな食べ方とされています。 ...»
コシの強さが特徴で、半田そうめん音頭に「コシの強さにノドが鳴る」と歌わるほど。半田そうめんは「太い麺」で、麺の太さで区分する日本農林規格(JAS)では、半田手延べそうめんは「ひやむぎ」に分類されるが、半田手延べそうめんの場合、江戸時代より続く伝統と麺文化の地域性が認められ、特別に「そうめん」と表記できる。この太い麺から人気の理由になっている独特の麺のコシがうまれる。 現在の半田町を代表する地場産業であり、町のシンボルだ。その起源には諸説があるが、天保時代、当時小野浜港より撫養(徳島県鳴門市)方面へ運航していた船頭が、家族の自給用や副業として行わせたのが始まりと言われている。製麺の方法は、今の...»
そば米雑炊とは、そばの実を塩ゆでして乾燥させ、外皮を取り除いた「そば米」を用いた雑炊です。通常、そばは粉にして麺にするのが一般的ですが、徳島県ではその粒のまま食べる独特の文化が根付いており、地元の人々にとっては親しみのある日常食です。 ...»
フィッシュカツは、徳島ならではの画期的な魚肉練り製品。四国近海でとれる太刀魚やエソなどのすり身にカレー粉や唐辛子などを混ぜて薄くのばし、パン粉を付けてカラッと揚げたもの。見た目はトンカツ風だが、肉ではなく魚を使用するのが特徴だ。かまぼこの材料にカレー粉などの香辛料を加え、フライにしたスパイシーな惣菜。ソースやマヨネーズをつけて、またそのままでもピリ辛でクセになるおいしさ。徳島ではほとんどのスーパーで販売され、店によっては「カツ天」とも呼ばれている。おかずにも酒の肴にもお弁当にもいいと、と子供から大人までみんなに愛され、徳島では「カツ」といえばトンカツのことではなく、「フィッシュカツ」を指すほど...»
土成地方に伝わる、大きなたらいに入った野趣あふれるうどん。元々は山仕事に従事していた人たちの仕事納めのごちそうで、茹であげた釜を直接囲んで食べる様子から「釜抜き千本」と呼ばれてた。後に飯盆(はんぼ)に移して食されるようになり、それを見た者が「たらいの様な器に入ったうどんがうまかった」 と話したのが広まり、「御所のたらいうどん」と呼ばれるようになったそうだ。湯に長時間つけても伸びにくい太めでコシの強い麺と、渓流に棲む川魚ジンゾクでダシを取った濃い目で風味あるつゆが絶妙。...»
ほのかに香る天然の竹に、新鮮な魚のすり身を巻き付けて焼き上げたのが「竹ちくわ」。源義経が平家を討つため小松島に上陸した際に食べ、芳香と美味を絶賛したとも伝えられている。竹の周囲にスケトウダラ、グチ、ハモ、キンメダイなどのすり肉を付けて焼いたもので、すだちを絞って、両端の竹をつまんで身の部分をそのまま食すのが徳島流!弾力のある歯ごたえと磯の味、青竹と香ばしい香りが絶妙で、手軽に食べられることから、子どものおやつやお酒のつまみなどに最適だ。土産物としても人気があり、小松島の特産品のひとつとして数えられる。...»
ぼうぜの姿寿司は、徳島県に古くから伝わる郷土料理で、特に秋祭りの時期に欠かせないごちそうとして親しまれています。「ぼうぜ」とは、徳島の方言で「イボダイ(疣鯛)」を指す言葉で、地域によっては「エボダイ」「ウボゼ」「シズ」とも呼ばれています。 この料理は、酢でしめたぼうぜの魚体をそのまま使い、腹の中にすだちを加えた香り高い酢飯を詰めて、魚の形を保ったまま仕上げることから「姿寿司」と呼ばれています。魚を丸ごと使うため、見た目にも豪華で、お祝いの席にもぴったりの一品です。 ...»
徳島県阿南市の名産であるハモの皮を使った”鱧皮ちくわ”。県内でも知る人ぞ知る珍味だ。高級食材として知られる鱧。徳島はその水揚げ量で国内上位に入る。漁獲の際に咬みついてくる凶暴性を持つ鱧だが、京料理に使われるなど、その味は極めて繊細。高級魚であるハモの皮を竹にくるくると巻きつけ、醤油やみりんベースのタレをつけて、炭火で焼く。コラーゲンたっぷりの皮には、コンドロイチンという老化防止が期待できる物質も多分に含まれる。ムチムチした食感で、噛むごとにハモの旨味が広がる。焼きたての鱧皮ちくわにすだちを搾ってそのままかじるか、または薄くスライスしてポン酢で和えるのが定番。市内の居酒屋などで提供され、酒のつま...»
サンゴ礁や熱帯魚が生息する温暖な気候で知られ、スキューバダイビングやサーフィンなどのマリンスポーツが盛んな阿南は、海の幸の好漁場で高級魚介類が豊富にとれる。この土地の名物である”海賊料理”は、とれたての新鮮な魚介類を、いきたまま焼いて食べていたことから、元は「残酷焼き」とも呼ばれていた。サザエ、アワビ、エビ、ホタテ、トコブシ、大アサリ、緋扇貝などは、新鮮な状態で食べるとまた格別の味。現地でしか味わえない贅沢グルメだ。...»
大歩危・祖谷地区の温泉宿泊施設が中心となり、開発された“お美姫鍋”。三好市が酒などの醸造が盛んなことに着目し、地酒や地元産のしょうゆ、味噌を使った特製のだしを用いた鍋を考案した。具材には徳島県内産の“阿波ポーク”、祖谷地区の石豆腐やそば米入り餅巾着、薄く長く切ったニンジンとダイコンなどの8種類。〆には、徳島特産の“半田そうめん”を投入。少し甘めのだしをかけて食べる。特製のだしをしっかり吸い込んだ具材やそうめんの旨みがくせになるおいしさだ。米麹には老化を防ぐ働きがあり、地元の日本酒と味噌を使っただしで、食べて美しくなってほしいという思いをこめて、御神酒にお美姫と言う字は、をあてている。...»
鳴門海峡は、徳島と淡路島の間にある幅1.4kmの狭い海峡で、大小さまざまな渦潮が発生することで有名。最大で、直径30メートルにおよぶこともあり、その姿は壮観そのもの。豊かな漁場であるこの地域の中でも、鳴門鯛は、最高級のブランド品。激しい潮流にもまれて育つため、身がよく引き締まり、味も格別。特に、春先の鳴門鯛は、「桜鯛」という美しい名で呼ばれ、結婚式、入学などあらゆるお祝いで使われ、珍重される。刺身、塩焼き、鯛飯、潮汁といった日本料理から、カルパッチョなどの洋風料理でも、おいしく食べられる。 旬 4月 5月 6月 11月 12月...»
”ハモ”は、大きな口と鋭い歯を持つ獰猛な魚。徳島県は全国有数のハモの産地であり、それらは主に京阪神地方へ出荷されている。徳島県南部の伊島近海で水揚げされたハモは、上質で身の締まりが良く、淡白で上品な味わいが特長だ。また栄養価が高く、ビタミンやカルシウムなどを多分に含んでいる。ハモは、湯引き、蒲焼き、天ぷら、しゃぶしゃぶ、土瓶蒸し、鍋など、そのバリエーションは多岐に渡る。また皮も美味で、酢の物などに使われる。夏が旬と言われるが、産卵後の秋ハモも絶品の味だ。 旬 6月 7月 8月 9月 ...»
殻と身の部分が黒味がかった青緑色をしていることから命名された”黒アワビ”は、”阿波のクロ”の異名を誇る最高級アワビである。黒アワビの身は肉厚で締まりが良く、コリコリとした食感と甘味が絶品。新鮮なものを刺身で食べれば、磯の風味と歯応えが堪らない味わいが楽しめる。また、黒アワビはコラーゲンを多分に含んでいるので、火通しするとゼラチン質に変わってやわらかくなり、ジワリとにじみ出る旨みがおいしい。徳島では黒アワビの他、メガイアワビ、マダカアワビなども水揚げされている。 旬 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 ...»
常節(とこぶし)は、四国南東部、室戸阿南海岸国定公園内の海岸で水揚げされるアワビに似た貝。生物分類学上はアワビ類に属すが、アワビに比べて小型で、大きくなっても7センチ程度のため商品としては区別されており、アワビとは呼ばれない。県内では12月に解禁となり産卵前の8月中旬で終漁となる。それは岩の表面を流れるように這う様子から、県内では「流れ子」と呼ばれるそうだ。あわびに比べ小型なため、殻ごと煮付けたりそのまま焼いて食することが多い。トコブシの名称は、海底の岩に臥したように付着している姿からつけられたと考えられている。 ...»
お好み焼きやたこ焼き、焼きそばなどの仕上げに欠かせない“スジアオノリ”。一般的な黒のりとは違い、繊維が細く、まるで藻のような形状をしているのが特徴だ。吉野川下流の広大な水源には様々な生き物たちが暮らしており、そんな中で育てられた吉野川のスジアオノリは全国的にも非常に有名。収穫時期は冬と春の2回で、地元では11、12月のものを冬ノリ、4、5月のものを春ノリと呼ぶ。香り高いスジアオノリは、味噌汁やお吸い物の具にも最適。ミネラルやビタミンを含み、栄養バランスも良い。 旬 11月 12月 1月...»
渦潮を生むほどの激しい激流の鳴門海峡で育ったわかめには、しなやかさと強いコシがあるのが特徴。見た目は鮮やかな新緑で美しく、食べてみると肉厚でイキイキとした食感と風味豊かな味わいが楽しめる。 わかめは、ヨード・カルシウム・鉄・ビタミンAなどの優れた栄養素を多量に含んでおり、アルカリ度の高い低カロリー食品。さらに、豊富なβカロチンと、海藻にしか含まれないフコキサチン効果で、体に優しい自然健康食品だ。塩蔵、乾燥ともに手軽に食べられるのも嬉しい。 旬 3月 4月 5月 ...»
阿波尾鶏は県西部と南部のゆったりとした自然の中で80日以上かけて飼育された、出荷数、シェアともに日本三大地鶏(名古屋コーチン、比内地鶏、薩摩地鶏)を抑えてトップを誇るブロイラー種である。肉色は赤みを帯び、低脂肪で適度な歯応えがあり、甘みとコクがある。肉の旨みをダイレクトに味わえ、徳島名産のすだちがさわやかな焼き鳥がおすすめの食べ方だ。 「県立農林水産総合技術支援センター畜産研究所」が開発した肉用鶏で、2001年に特定JAS地鶏に認定された高品質肉用鶏。徳島で有名な「阿波踊り」にちなんでこの名が付けられた。...»
徳島県で飼育される黒毛和種の和牛の中でも、「生産者が特定可能」、「流通経路が明確」、「出荷時の月齢30ヶ月以上・体重720kg以上」などの基準を満たした牛のみに、“阿波牛”の銘柄がつけられる。阿波牛は、平成元年度の「全国肉用牛共進会」で最優秀賞を獲得して以来、徳島のブランド牛として全国に知られるようになり、鮮やかな赤身に、乳白色の脂肪の霜降り状が見事で、口の中に含んだ瞬間に感じるとろけるような食感が堪らない最高級の牛肉だ。...»
すだちは、ミカン科に属する香酸柑橘類で、徳島県を代表する特産品です。さわやかな香りとさっぱりとした酸味が特長で、和食をはじめとしたさまざまな料理を引き立てる名脇役として知られています。 その風味は、秋刀魚の塩焼きや冷奴、刺身の薬味としても絶妙なアクセントを加え、焼酎や炭酸水に搾り入れてもさわやかな味わいが楽しめます。 ...»
ジャムやお菓子の材料としてはもちろん、そのまま食べるフルーツとして日本でもすっかりお馴染みの“ブルーベリー”。美馬市では、10年ほど前に「美馬市ブルーベリー研究会」を結成するなど、市の新たな特産品として力を入れている。お菓子やジャムなどの加工品を製造・販売するほか、摘んだその場で食べられる観光用摘み取り園もあり、シーズンには多くの客でにぎわっている。夏のにし阿波を訪れたら、農園でフレッシュなブルーベリーを味わってみるのはいかがだろう。 旬 6月 7月 8月 ...»
全国有数のカリフラワーの生産地である徳島県。品質に定評があり、京阪神を中心に全国各地へ出荷されている。徳島産のカリフラワーは堅くしまった芯と花束のような真っ白な姿が特徴。日にあたると黄色く変色してしまうことから、一個ずつ外葉が被せられ日光からの被害を防いでいる。花蕾(からい)と呼ばれる未発達のつぼみが食用部分となり、上品な甘さとサクサクした歯ごたえが楽しい。火を通すことで甘みが増すので、かために茹でてそのまま食べるのが一番だ。色白でこんもりと丸い形、ぎっしりとつぼみが締まっているものを選ぼう。 旬 10月 11月 12月 1月 2月 3月 4月 5月...»
全国有数の出荷量を誇る徳島産のレンコンは、ツヤツヤとした光沢と白さが美しいと評判。購入時には、みずみずしく自然な淡黄色で、丸くて傷のないものを選ぶと良い。カットされているものは穴の中が黒ずんでいないものが良品。 古くはインド・中国で食用とされており、日本では「古事記」にも「ハチス」として記述されている。花びらの落ちた後の実の部分がハチの巣に似ていることから「ハチス」と呼び、それがのちに「ハス」となったと言うのが定説だ。現在の食用として本格的に栽培されたのは明治以降と言われている。 旬 12月 1月 2月...»
イタリア料理ではよく見るように、イタリアを中心とする地中海沿岸を原産とする野菜で、日本には明治時代の初期に渡来したと言われるブロッコリー。 カリフラワーと同じ種類の野菜でキャベツの変種。日本で一般家庭の食卓へ登場するようになったのは、昭和20年代に入ってから。ブロッコリーはビタミンCがレモンの2倍、じゃがいもの7倍も含み、100g食べると1日の摂取量がまかなえると言われる。カロテン・ビタミンB1も豊富で、美容にも嬉しい効果が期待できる。 旬 10月 11月 12月 1月 2月 3月 4月 5月...»
徳島では、吉野川の肥沃な土壌で良質なえだまめを栽培している。えだまめは「畑の肉」と称される大豆を、まだ若いうちにとったもの。ビタミンB1、B2、たんぱく質が豊富で、しかも大豆にはないビタミンCも多く含む。枝豆のタンパク質に含まれるメチオニンはビタミンB1、ビタミンCと共にアルコールの分解を促し、肝機能の働きを助けてくれると言われ、飲み過ぎや二日酔いを防止に優れた効果が期待される。“ビールに枝豆”は理にかなったおつまみという訳だ。 旬 6月 7月 8月...»
徳島県では、全国に先立ち平成元年頃からしいたけの原木栽培から菌床栽培へ移行し、周年栽培が可能となった。現在県下生産量の99%が菌床栽培で生産され、生産量は日本一(2010年現在)。また、徳島産生しいたけは肉厚で、香りが高いのが特徴で、和・洋・中と料理全般に利用できる。しいたけには、ミネラル、ビタミンB群を多く含んでおり、コレステロールの抑制、動脈硬化の予防、風邪の予防、整腸などに良いと言われている。特殊成分として、近年注目を集めているレシナチンというキノコ特有の成分には、抗ガン作用が期待される。 旬 3月 4月 5月 9月 10月 11月 ...»
”なると金時”は、海のミネラルをたっぷり含んだ鳴門海峡の砂地で作られたさつまいも。徳島県内でも指定地域で生産されたものしかこの銘はつかず、鳴門市里浦町産の”里むすめ”、松茂町産の”松茂美人”、川内町産”甘姫”など、なると金時の産地によってブランド銘が付けられる。この中でも、里むすめは評判が高く、出荷量が少なく希少なことから高価で取引されているようだ。糖度が高く栗のような食感でお菓子の素材としても人気。シンプルに味わうのならば、アルミホイルで包んで、オーブンなどでじっくりと焼くのがおすすめだ。 旬 8月 9月 10月 ...»
渭東ねぎは、徳島市の渭東(いとう)地区で栽培されている万能ねぎで、徳島県内のねぎの約8割を占め、日持ちが良く、香りが強く甘みがあるのが特徴だ。ねぎの原産地は中国と推定され、「体を温め、疲労を回復する薬用植物」とされてきた。現在も、ねぎに豊富に含まれるカロチンはがん予防に、葉の部分に含まれるカロチン・ビタミンCなどは風邪予防に良いと言われている。また、ネギ特有のニオイ成分は、消化液の分泌を促し、食欲を増進させるほか、疲労回復などの効果も期待されている。...»
日本の三大秘境とされる三好市祖谷で、1860年ごろから栽培されていると言われる小ぶりなじゃがいもで、“ごうしいも”“源平いも”とも呼ばれる。歴史が古い反面、ほぼ自家消費用のみであまり出回っていなかったが、最近では道の駅などで販売されるようになり、村外にも好評だ。もちもちの食感とほんのりとした甘みが特徴で、この地方の郷土料理である“でこまわし”という名の焼き田楽にもよく使われている。また、煮崩れがしにくいので、カレーやおでんなどの煮込み料理にもおすすめだ。 旬 7月 8月 9月 ...»
徳島県は引野地域にある農園「有機農園小七郎」では、様々な農作物が有機農法により生産されており、中でも、徹底的なこだわりをもって作られる有機米は、同農園の名称でもある”小七郎”と命名されている。炊きあがりはつやがあり、かむほどに甘味が出て炊きたてはもちろん冷めてもなお美味しいお米。引野地域は昼夜の寒暖の差が激しく、その気候条件が良質な米を栽培するのに適しており、古くから阿波の米処であった。有機栽培米小七郎は、25年間、化学肥料や農薬を使わない有機の圃場で栽培したお米。農薬や化学肥料を2年以上使っていない農作物にのみ与えられる”JAS”の認定を受けており、安心して食べることのできる米として、通販な...»
甘さ控えめなあんこがたっぷり詰まった、アユをかたどった昔懐かしい焼き和菓子。昔ながらの金型を使い、ご主人がひとつずつ手焼きしてくれる“鮎焼き”は、尾をピンと跳ねて弧を描いた今にも泳ぎだしそうなアユの形が印象的。厚めの甘い皮に包まれた餡子がサッパリとしているので、思わず「あともう一個」と手を伸ばしたくなるおいしさだ。販売元は、吉野川とスキー場のある山々に挟まれた三好市井川町にある創業80年以上、3代に渡り続く菓子店「御菓子司 朝日屋」。創業以来、地元住民のおやつとして長く愛され続ける、隠れた名品だ。午前中に売り切れてしまう人気の和菓子。...»
徳島で一番有名なお酒と言っても過言ではない焼酎。濃い緑色とさわやかな酸味、すがすがしい香り、ほのかな苦みが特徴の、徳島県産路地物すだち果汁を100%使用。露地栽培で最も香味が凝縮され栄養価が高い8月下旬〜9月下旬に収穫されたすだちを丸生絞りにして、みずみずしい果汁を急速冷凍して香りと風味を封じ込めたすだち酎だからこそ味わうことのできる爽快な飲み心地だ。すだちの酸味とほどよい苦味がマッチして、後味もすっきり。アルコール分は20度で、水割りやロックはもちろん、ソーダー割りで飲むのもおススメ。様々なおつみまみともよく合う活用度の高い1本だ。農林水産大臣賞を受賞。他にも、本格麦焼酎をブレンドした25度...»
ブランド芋・鳴門金時(さつまいも)の中でも、最高峰のブランドである、徳島県鳴門市里浦産の“里むすめ”を原料芋として100%使用。温暖な気候とミネラルを多く含む海砂で育った里むすめは、平均して糖度が高く、海水に含まれる各種のミネラル効果で、粉質でホクホクして程よい甘さと後味が人気の県内トップブランド芋だ。そんな里むすめを国産米を用いた白麹を使用し、昔ながらの常圧蒸留製法で丹念に造り上げた本格焼酎“里娘”。芋本来が持つ香りと上品な甘みを活かしながら、やわらかでほっこりとした口当たりが特徴の焼酎に仕上がった。ボトルも、ふくらみのある味わいを髣髴とさせるピンク色の可愛らしい丸型。アルコール分は25度。...»
心から農業を愛する人々の手で契約栽培により作られた最良の酒造好適米 「阿波山田錦」。阿波の里の山麓にある日当たりのよい土質などの基準を満たす水田でのみ栽培を認められ、酒の雑味となる米のたんぱく質を少なく抑えるため肥料をやり過ぎないことが条件となってくるため、収穫量は一般的な米作りの6~7割。さらに、最終的な品質を10段階に分けて格付けをするなど、徹底的なルールを敷いたこだわりの酒造りにもっとも適した酒米だ。 この酒造好適米「阿波山田錦」を100%使用し、異なる原酒をブレンドした吟醸酒「瓢太閤 吟醸 阿波山田錦」。大吟醸(精米歩合35%)に吟醸(精米歩合55%)を最適なバランスでブレンドするこ...»
高級さつま芋の鳴門金時が持つ優しさとやわらかい味わいに、アルコール度数を28度にすることにより、焼き芋としての厚みと存在感が加わった鳴門金時蒸留所の本格焼き芋焼酎。鳴門金時のさつま芋とともに、国産米の米麹と清らかな吉野川の伏流水を使用。香ばしさと深さが重なり合う懐かしい味を楽しむことができる。姉妹品として、国の伝統工芸品にも指定された伝統ある“阿波和紙”で包装された“阿波和紙シリーズ”もあり、優美でしなやかでいて無骨なまでの力強さを併せ持つ阿波和紙のパッケージは、深みある酒の個性をひきたてて、趣ある品として特別な人への贈り物にもピッタリだ。...»
阿波の美しい自然や恵みを生かし、江戸時代より続く酒造蔵の伝承の技をそのままに製品を造り続ける“日新酒類株式会社”が、新鮮な地元特産物を生かして作った、すだちの持つ爽やかな柑橘の風味と清々しい酸味が調和したワイン。徳島の食卓を彩る味覚として欠かすことのできない徳島県産のすだち果汁と国産ぶどうを100%使用した白ワインをブレンドした甘味果実酒。香料、酸味料は添加せず、はちみつとすだちの豊富なビタミンCの入ったヘルシーな1本で、アルコール分8度と軽い飲み心地なので、お酒が弱い人や女性にも人気だ。すだちの香りと軽い酸味に加え、ほのかな甘味も楽しむ事ができる。徳島県のすだちは昔から食べると長生きするとも...»
蔵は文化元年(1804年)に創業の歴史を誇る本家 松浦酒造場の「鳴門鯛」。阿讃山脈の伏流水を使い、米は《阿波山田錦》や《五百万石》などの酒造好適米を使用。純米酒に超音波を当て霧状の半気体の状態にした後、-20℃で冷却して液体となった霧の雫を一滴一滴ためて造る「霧造り」の独自製法を7年の歳月をかけて完成させるなど、伝統の技と新たな技を融合させ酒造りを行っている。「鳴門鯛 大吟醸 褒(ほう)」は、酒造好適米 山田錦を48%まで丹念に磨き上げ、醪の状態で30日、じっくりと長期低温発酵。林檎を思わせるような甘い繊細な香りと、春の風のような爽やかで穏やかな味わい。「鳴門鯛 大吟醸 慶」は、華やかな含み香...»
古くから武道信仰の山として知られる四国の名峰、剣山。その玄関口・美馬市穴吹町に本社を構える「日乃出本店」の初代・西川芳太郎が、武道上達祈願のため剣山を訪れる人々の土産として、「武道」に因み“ぶどう”を模したお菓子を作った。これが「ぶどう饅頭」である。ぶどう一粒大に丸めたぶどう色の餡が並んだ愛らしい姿はもちろん、昔ながらのやさしい味わいも、大正三年から100年以上と長く阿波名物として愛される理由。吉野川の清らかな水が作り上げた、故郷の味だ。餡にミルクを練り込んだ自家製あんに、ほのかで優しい葡萄の香り。「日之出幸運券」なる守り札付きなので、大切な方へのお土産にも最適。...»
全国シェア95%を誇る徳島県特産のすだちを余すことなく堪能できる柑橘(かんきつ)飲料。 県内ですだちは、焼き魚や天ぷら、刺身、豆腐、肉料理、うどんとあらゆる料理に添えられ大活躍している。そのさっぱりとした酸味とひかえめな甘さでさわやかな風味が楽しめる、徳島のふるさと飲料だ。 レモンを上回る豊富なビタミンCをはじめ、カルシウムやビタミンAを含む健康果実のすだち。酸味を抑え目にしてあるので飲みやすく、年齢を問わず親しまれている。 キンキンに冷して夏にさっぱり飲むもよし、寒い冬にホットで温まるも良し。清々しい香りもあわせて楽しみたい。...»
美しい自然と清流で知られる三好市祖谷地方の名物“石豆腐”。岩豆腐とも呼ばれ、豆腐そのものに縄をにかけ、十字に縛って山道を運んでいたと言われるほど、ずっしりと重く固い豆腐だ。祖谷山麓の湧水と厳選された大豆を使用し、しっかりとした食感と大豆の旨みが凝縮された濃い味が特徴。固くて崩れにくいため、傷みにくく日持ちし、さまざまな料理に使われる。なかでも、この地方の郷土料理である串に刺して味噌だれで焼く田楽の一種、“でこまわし”には欠かせない食材だ。煮物などに使うほか、冷奴で豆腐そのものの味を堪能するのもいい。...»
つるぎ町貞光に店を構える「あづまや製菓」の“金露梅(きんろばい)”は、徳島の名峰・剣山に小さく梅に似た五弁の花びらの可愛らしい黄色の花を咲かせる金露梅をモチーフにした菓子。その純和風な名前とはネーミングとは裏腹に、徳島の新鮮な卵と大手芒という豆、剣山の水で作った黄身あんを、ミルクチョコレートでコーティングした洋風の和菓子という仕上がり。小ぶりな一口サイズなので、手軽且つ上品なお土産として女性にも人気だ。緑茶・紅茶・コーヒー等、何にでも合う優等生ぶりも魅力。...»
職人が手間を惜しまず包丁で一枚一枚丁寧に手で切り、じっくり蒸かした鳴門産のさつまいも「鳴門金時」を、特製の“蜜床”に漬け込んで乾燥させた「栗尾商店」の和菓子。蜜床は創業以来80年以上継ぎ足してきた秘伝の糖蜜。鳴門金時は、鳴門海峡の豊富なミネラルを含んだ砂地で育った、数あるさつま芋の中でも上品な香りと素朴な風味が突出し「さつま芋の女王」と呼ばれる。鳴門金時と砂糖、はちみつが持つ原料本来のうまみを残す伝統の製法で作り上げる、シンプルな工程がゆえに職人の経験に引き出される、素朴な味わいは、地元のファンから口コミで全国にひろがった。今では、鳴門金時の風味と奥深い旨味の糖蜜が絡んだ軽い歯ごたえが特徴の、...»
1937年に、当時小松島市にあったハレルヤ製菓が製造を始めた饅頭で、日本で初めて皮にチョコレートを用いた和菓子。ほろ苦いチョコレートを練りこんだ皮に、あっさりした白餡を包んでいるのが特徴である。金長まんじゅうの「金長」は、地元に伝わる民話の阿波狸合戦の狸の名前からとられている。事業を受け継いだ株式会社ハレルヤが製造。またハレルヤでは金長まんじゅうの他にも、和三盆糖、ミルクを使った生地で黄身餡を包み焼き上げた「金長ゴールド」、金長まんじゅうに濃厚なチョコクリームを入れ、贅沢な味わいに仕上げた「プレミアム金長まんじゅう」という饅頭も製造している。...»
風船に包まれた丸形のかわいい一口サイズの羊羹。楊枝を突き刺すと自然にゴム皮がむけてつるつるのようかんが飛び出す。製造元の「安宅屋(あたぎや)」は明治25年(1892年)に創業以来、阿波の伝統菓子の羊羹を製造。“ちょん太ちょん平”は戦後すぐに生まれ、現在では看板商品として定着し、阿波名物として日本全国に広く知られる。名前の由来は、徳島県三好市に伝わる仲のよい兄弟の物語から。この兄弟のやさしい心を丸い形に表現しているという。小豆、寒天、砂糖のみで独特の製法によって練り上げており、保存料無添加。材料が熱いうちに、手作業で一個ずつ風船に流し込み丁寧に作られる一品は、しっとりした歯ごたえと口の中にひろが...»
美馬産のもち米に黒糖、鳴門金時芋、ごま、きびなどを入れ、杵つきした餅を1枚ずつへぎ(薄くスライスすること)、丁寧に乾燥させた後に大豆白絞油でカラッと揚げた昔懐かしい味わいの手作りおかき。製造元の「ふじや」は、霊峰「剣山」の山懐・つるぎ町に位置し、阿波の山村に伝わる雑穀類や伝統食文化を取り入れた菓子を製造・販売する創業100年の和菓子工房。水は剣山の山懐より伏流水をくみ上げている。“田舎へぎ餅”のほか、阿波の特産“ういろう”なども人気だ。...»
徳島の剣山系には古くからくるみの木が自生しており、ここを水源とする貞光川に大水が出た際には、下流に木や実が流れ着いたと言われている。それらがつるぎ町で育ち、毎年沢山の実をつける。つるぎ町の菓子店「ふじや」では、この縁ある“くるみ”を使った菓子を作ろうと考え、生まれたのが“くるみ揚げまんじゅう”だ。くるみを混ぜた程よい甘味の白あんを、小麦、卵、砂糖、脹らし粉のみで作った生地で包んで揚げた菓子で、“まんじゅう”というよりは、昔ながらのあんドーナツ。くるみの豊かな香りが口中に広がるおいしさを楽しむことができる。製造元の「ふじや」は、霊峰「剣山」の山懐・つるぎ町に位置し、阿波の山村に伝わる雑穀類や伝統...»
美馬市美馬町でつくられる“みまから青唐辛子”を使った激辛調味料。原材料のみまから唐辛子は、山の中腹の寒暖差がある地域で昔ながらの農法で育てている。糖度が高く辛味が強い肉厚な唐辛子で「辛くて旨い唐辛子」と言われる。輪切りの青唐辛子を、しょうゆやみりん、かつお節、ゴマ油などで炒り煮にしており、辛い中にも風味豊かなのが特徴だ。鍋物や麺類の薬味としてはもちろん、ご飯にそのままのせてもおいしい。チャーハンの味付けにしたり、マヨネーズに混ぜたりなど、さまざまな料理に使うのもお薦めだ。瓶詰なので、お土産にぴったり。また、オリーブ油にみまから唐辛子とにんにくを漬けた“みまからガーリックオイル”など、みまから唐...»
「うだつの町並み」の通称で親しまれてい重要伝統的建造物群保存地区である「脇町」。この静かで趣のある風情の脇町に昔から伝わる郷土菓子が“麦だんご”。麦刈りの時期と重なる旧暦の5月5日に、収穫した麦を粉にして作っただんごを山から採ってきた葉で包み、ちまきや柏餅とともに子供の成長を祝ったという。端午の節句の定番菓子は今も尚地元に根付き、大麦の素朴な味わいを一年中楽しむことができる。昭和22年(1947年)創業、地元で親しまれている和洋菓子を製造する老舗「川田光栄堂」は、もち米は佐賀の肥沃米(ひよくまい)を使用、北海道産の小豆で作った自家製餡と素材にこだわった和菓子を作っている。「麦だんご」は、餡なし...»
上勝町の自社農園で丹精こめて作られた有機栽培のユズとスダチ、ゆこうを搾汁した果汁に、有機大豆、有機小麦を使用したフランス三ツ星レストランでも採用されている有機醤油や有機醸造酢を加え、ひと手間に心を託した「阪東食品」のポン酢。まろやかな口当たりがそろった素材力で、爽快な酸味と食欲をそそる香りを凝縮させた、1度味わうともう手放すことができなくなる。3種の柑橘素材が絶妙にとけあった風味抜群のポン酢は、食卓の強い味方に。お鍋はもちろん、ドレッシング、焼き魚や餃子のお供に。さらには、熱いご飯にちりめんやねぎなどの素材をのせてこのポン酢をかけるだけでおススメのオリジナルご飯のできあがり。シンプルで素朴な味...»
徳島県を代表する、すだちと並ぶ香酸柑橘“ゆこう”。ポン酢や酢に加えると奥行きのあるまるやかな味になります。ゆこうが昔は上勝を中心とする徳島県南の各地で栽培されていたが、今では徳島県のごく1部の山間地でしか栽培されていないという希少価値の高い作物に。ゆずとだいだいの交配種で、ゆずやすだちにはない甘みのあるまろやかな風味と爽やかな香りが特徴的な徳島県の和の柑橘。そんな“ゆこう”を、上勝町では古くから自家用の食酢として重用し、今に伝える素朴な味わいとして愛し、保護してきた。有機JASの認定を取得した阪東食品では、この“ゆこう”を、JAS法に基づき肥料や農薬を使用せず、手間ひまかけた栽培加工で香りひき...»
那賀川上流に位置する木頭は美しい清流が有名な地域で、自然循環農法によって無農薬の柚「木頭柚子」を栽培している日本一の柚子の里。木頭柚子を手でしぼった“木頭柚子しぼり”の搾汁後の柚子皮と、国産はちみつ、北海道産のビートグラニュー糖をあわせ、時間をかけて仕上げたのが「きとうむら」のマーマレード。木頭の気候風土にはぐくまれた日本一の柚子が、香り高くジューシーなマーマレードへと生まれ変わった。柚子本来の色と香りをそのまま凝縮させて封じ込めるため、柚子皮は収穫時期にしぼり終えたものを瞬間冷凍し、マーマレード製造の度に解凍加工。その美しい色を損なわないよう、低温でじっくり時間をかけながら、はちみつ等を加え...»
那賀川上流に位置する木頭は美しい清流が有名な地域で、自然循環農法によって無農薬の柚「木頭柚子」を栽培している日本一の柚子の里。木頭柚子を手でしぼった“木頭柚子しぼり”の柚子果汁と、国産丸大豆で仕込んだ本醸造醤油、本かつお節などのダシを合わせた贅沢な柚子ポン酢しょうゆ。農薬を使わずに育てた手しぼり柚子果汁は、えぐみがなくさっぱりとした酸味と香りが絶品だ。柚子の風味を引き立てるのは、本枯れ節と呼ばれる日本古来の黴(かび)付けによる最上級の本かつお節を厚削りして、時間をかけてゆっくりと旨味を抽出したダシ。国産丸大豆と国産小麦、天然塩で仕込んだ“ひしほ醤油”が、蕎麦専門店の伝統的な“本返し”の手法で、...»